2020年04月16日

食草図鑑367 アルピニア・ウライエンシス

食草図鑑367  アルピニア・ウライエンシス


セセリチョウ科 オオシロモンセセリの食草 沖縄島で幼生期の記録有
 園芸農家よりカルダモンの苗だともらい受け、鉢植えで育てていたところ、オオシロモンセセリの幼虫が見つかった。幼虫を採取し飼育をしたところ、成虫を羽化させることができた。その後も幼虫のいることを何度も目撃している。2020年4月、花が咲いたのでカルダモンではないことが分かった。調べたら台湾原産のアルピニア・ウライエンシスAlpinia uraiensisだった。誤りの原因はインターネットの通販でカルダモンの苗と称して販売しているのは、どうやらこの植物のようだ。推測だが、カルダモンは生薬として認識されていて、多くのショウガ科植物を生薬として呼ばれていたのではないかと思う。草姿はそっくりで、たぶん見分けがつかない。

アルピニア・ウライエンシスAlpinia uraiensis
ショウガ科 台湾原産
 ゲットウに似た多年生の植物。花序は立ち上がり、ゲットウに比べて花は白で大きく花弁は黄色で赤い条状の斑紋がある。葉をもむとゲットウとは違う良い香りがする。根茎も切ると同じ良い香りがする。


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Posted by まさぼー at 08:00│Comments(0)蝶類食草図鑑
 
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